top of page

Follow Us

Instagram
X(Twitter)
IMG_6930_2_edited_edited.jpg

News

お知らせ

傷あとのケアについて



みなさまこんにちは、形成外科医の長坂です。

今回は、手術の傷をより目立たなくするために重要な、術後の傷あとケアについてお話しします。



どうして術後の傷あとケアが大切なのでしょうか?


縫った傷は術後1~2週間程度で抜糸をしますが、抜糸ができる=傷の完治というわけではありません。

実は抜糸をしたあとも、傷はゆっくりと治癒していきます。

そもそも傷が治ること(創傷治癒)とは“元に戻る”プロセスではなく、“瘢痕組織で埋める”プロセスです。

以前「ケロイド・肥厚性瘢痕について」という記事でも簡単にお話ししましたが、傷は治る過程でコラーゲンを産生します。

新しい傷で産生されるコラーゲン(III型コラーゲン)と、成熟瘢痕のコラーゲン(I型コラーゲン)には違いがあり、瘢痕が成熟していく過程でIII型コラーゲンがI型コラーゲンに置換、再構成されていきます。

瘢痕が成熟する目安はおよそ半年といいますが、実際にはもっと長い時間(2~3年くらい)をかけて成熟していきます。

したがって、よりきれいな傷あとのために、瘢痕が成熟していくまでの期間、適切なケアをおすすめしています。




傷あとのケアの際に気をつける点はいくつかありますが、傷にかかる表面張力(テンション)、外的刺激、紫外線などの予防が代表的です。

コラーゲン配列を整えるために、傷にかかる表面張力のコントロールを行うと、幅広の傷や膨らんだ傷ではなく、1本線のきれいな傷になりやすくなります。

また、シリコンシートやシリコンテープで物理的に圧迫することもおすすめです。

紫外線は炎症後色素沈着を増悪させる因子で、紫外線対策は必ず行うべきです。




当院では、患者さまの傷跡の部位やライフスタイルにあわせて、適切な傷あとケアをご提案します。

図らずもできてしまった傷あとに対しても、ケアもしっかり行いきれいな傷あとを目指しましょう。



甲府昭和形成外科クリニック

長坂 優香



▼ 「ケロイド・肥厚性瘢痕について」のブログ記事はこちら

〒409-3866 山梨県中巨摩郡昭和町西条3517

TEL : 055-268-3336 FAX : 055-268-3366

※すべての診療日で完全予約制とさせて頂いています。必ずお問い合わせの上、ご来院ください。

©2023 甲府昭和形成外科クリニック

bottom of page