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登録日: 2023年6月1日

記事 (21)

2026年3月10日2
瘢痕拘縮
皆さんこんにちは、形成外科医の長坂です。 前回、ケロイド・肥厚性瘢痕に触れましたが、あわせて瘢痕拘縮についてもお話しします。 瘢痕拘縮とは、傷跡の引きつれにより関節周囲や口周り、首などが動かしにくくなることを指します。やけどのあとや外傷、手術瘢痕など様々な傷あとが原因になりえ得ます。 基本的に傷は収縮しながら治癒します。 見た目は治っていても創部が硬いことがあります。これは数ヶ月~数年かけて瘢痕が成熟するのですが、まだ、その過程であるためです。具体的にはⅢ型コラーゲンがⅠ型コラーゲンに置き換わることで徐々にやわらかくなっていくのです。 前述の部位は動作に伴って皮膚が大きく動くところです。こういった部位での瘢痕で、創部リモデリングの停滞や線維化の持続がみられると、皮膚が硬く縮まり、もとの動きができなくなってしまいます。そうなると動くときに引きつれるだけではなく、関節自体が拘縮してしまったり、成長障害を起こしてしまったりします。そうならないように、こういった瘢痕拘縮を解除してあげる治療が必要になります。 これらの治療は皮弁作成術と植皮術が選択されることが多いです。...

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2026年3月3日4
下眼瞼美容手術の選択 ー表ハムラ・裏ハムラ・脱脂脂肪注入どれがいいのか? ー
概要 表ハムラ これは、テキサスのDr. Sam Hamraが1990年代に報告した術式です。睫毛下皮膚切開で下眼瞼皮膚を切り取る定型的下眼瞼除皺術に加えて、眼窩脂肪を周囲に移動し目袋やティアトラフを目立たなくする術式です。もともとは、Dr. HamraのDeep Plane Faceliftによる顔面若返り治療の一部という捉え方が正しかったのですが、近年では欧米の論文でもHamra Techniqueと記されていますので、ハムラ法の呼び方で問題ないと考えられるようになりました。従来、ハムラ法といえばこの方法のことを指していましたが、日本では次に述べる裏ハムラとの混同を避けるために表ハムラと呼ばれることが多くなりました。この術式を日本で学会発表し広めたのが帝京大学形成外科の小室裕造教授です。 裏ハムラ(経結膜的眼窩脂肪移動術) これは、UCLA(カリフォルニア大学ロサンゼルス校)のRobert A. Goldberg教授が1999年に発表した術式です。目の裏側、結膜側を切開して眼窩脂肪にアプローチし、眼窩脂肪の移動・再配置を行います。眼窩隔膜の前を剥離するのか後ろを剥離するのか、...

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2026年2月24日3
腋毛とわきがの関係について
甲府昭和形成外科クリニックの大河内です。ひきつづきワキの汗に関していろいろな情報をお伝えできればと思います。今回は腋毛とわきがに関するお話です。 腋毛の濃さや範囲には個人差があります。その違いは 遺伝・ホルモンバランス・栄養状態 によって左右されます。 遺伝 毛穴(毛包)の数や分布は生まれつき決まっており、家族性の特徴が出やすいといわれています。毛の太さや硬さも、毛を作る細胞の働き方により遺伝的に規定されています。 ホルモン 思春期に男性ホルモン(テストステロン)が増えると腋毛が発達します。テストステロンが多いと毛は太く濃くなりやすく、女性ホルモン(エストロゲン)は腋毛の成長を抑える方向に働きます。女性でもストレスや睡眠不足などでホルモンバランスが乱れると、男性ホルモンの作用が強まり腋毛が濃くなることがあります。 栄養 栄養状態も毛の成長速度や健康に寄与します。タンパク質・亜鉛・ビタミンB群などが不足すると毛が細くなったり、成長が遅くなります。また、栄養の偏りがホルモンバランスに影響し、腋毛の濃さに関与する可能性があります。 腋毛と深い関わりがあるのが アポクリン汗腺...

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HEIWA SOTOMURA

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