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外観_甲府昭和形成外科クリニック (9).JPG

Acne

ニキビ・ニキビ跡

ニキビとニキビ跡の原因

ニキビは、毛穴の詰まり、アクネ菌の増殖、皮脂の過剰分泌、肌の乾燥、ホルモンバランスの乱れなど様々な要因で引き起ります。

 

思春期を過ぎた後も、どの年代であっても起こり得ます。女性の場合、ホルモンバランスの乱れが原因のニキビであれば、低用量ピルを主力としたニキビ治療が効果的なこともあります。

様々な要因で引き起こされるニキビは、炎症が悪化すると深在性の炎症性皮膚疾患となります。

炎症が重症化すると表皮は壊死してしまい、この状態から創傷治癒の機序が働きますが、コラーゲン増生が過剰になると肥厚性瘢痕、欠如すると陥凹性瘢痕となります。結果的に、クレーターと呼ばれるような凸凹なニキビ跡の原因となります。

内服や外用薬だけでは、早期に解決ができない場合があります。できてしまったニキビ跡も、改善する治療方法がありますのであきらめる必要はありません。

保険診療と自由診療の違い

ニキビは、保険診療でも治療ができます。保険診療では、外用薬と内服薬のみが基本の治療となります。

ディフェリンゲル(アダパレン)やベピオゲル(過酸化ベンゾイル)などの塗り薬や、抗生物質の内服など、保険診療で認められている薬剤を使用します。

ニキビの状態にもよりますが、保険診療のニキビ治療期間は、おおよそ2〜3ヵ月経過程度ですが、その後は維持療法が必要となります。ニキビ跡の治療については、ニキビが治った後にできた凹凸や色素沈着の治療となりますので、美容目的となります。従って、ニキビ跡の治療は保険診療の対象外です。

保険診療の場合は、あくまで疾患疾病の治療のみとなることに注意が必要です。
 

自由診療の場合は、肌質改善やニキビ跡が残らない治療など、審美的な要素に焦点を当てながらニキビの根治を目指すことができます。保険診療と比較して治療の選択肢が多くなりますので、肌荒れを繰り返していたり、しつこいニキビにも柔軟な処置が可能です。また、できてしまったニキビ跡も治療が可能です。

 

こうした理由から、ごく軽度のニキビの場合は保険診療、中〜重度のニキビの場合は自由診療がおすすめです。

ニキビの治療(自由診療)

ニキビの治療は、その時の症状や目指す肌質によってさまざまな選択肢があります。まずはカウンセリングでどの治療方法が最善か見極めます。

ポテンツァ

ニキビに絶大な効果を持つニードル型チップで、根本的なニキビ治療が可能です。

アキュパルス(炭酸ガスレーザー)

①サージカルモード(炭酸ガスレーザー)、②フラクショナルモードを使い分けることで、できてしまったニキビの排膿やニキビ跡を改善します。創傷治癒の過程で、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などがつくられ、ニキビができにくいきめ細やかな肌質と毛穴の改善が期待できます。

フォトフェイシャル

軽度のニキビの場合は、ニキビだけではなく肌質や色素沈着など、お肌をワンランク上げることもできるフォトフェイシャルがおすすめです。炎症を抑えながら、皮膚の細菌を殺す効果でニキビの改善が期待できます。

トレチノイン治療

外用薬で、肌のターンオーバーを促します。肌の状態によっては、他の治療と組み合わせることで相乗効果が期待できます。

​内服(ビタミン剤、トラネキサム酸など)

内服薬で、体の内側からニキビ改善をフォローします。他の治療と組み合わせるのがおすすめです。

点滴・その他注射

点滴や注射は、有効成分を直接血管に入れるため、経口摂取の内服より即効性が期待できます。ニキビ肌の回復を強化するのに最適です。

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