いわゆる“しみ”に対する治療方法にはさまざまな方法があります。

当院では、
1) Qスイッチルビーレーザー
2) レーザーフェイシャル
3) トレチノイン治療
などを駆使して治療を行っています。

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左:治療前 中央:Qスイッチルビーレーザー照射後2週間 右:治療開始6ヵ月後

肝斑と日光色素斑(SL)の混ざった方ですので、まずは、SLの部分にQスイッチルビーレーザーを照射して、2週間たってからトレチノイン治療を開始しました。

6ヵ月経過してとてもキレイになりました。

1) Qスイッチルビーレーザーによるシミ治療

ルビーレーザーは、最もメラニンに対する吸収効率の高いレーザーです。
表皮や真皮のメラニンを選択的に処理します。

治療方法

無麻酔あるいは麻酔テープの貼付の後、レーザーを照射します。

料金(税別)

直径1㎝大につき、10,000円

※他に 初診料 3,000円 あるいは 再診料 2,000円、表面麻酔代 1,000円

がかかります。

症例

SL_Ruby001-preSL_Ruby001-1m

左:治療前  右:Qスイッチルビーレーザー照射後1ヵ月

2) 長パルス幅アレキサンドライトレーザーによるレーザーフェイシャル

レーザーフェイシャルというのは、脱毛に用いられるアレキサンドライトレーザーをもちいて行う治療方法です。
お顔全体に照射する治療に有利で、そばかすの治療や顔面全体の美肌治療に向いています。

治療方法

  • アレキサンドライトレーザーをDCD(クーリングデバイス)をONにして、お顔全体に照射した後、
    DCDをOFFにして、濃いシミの部分にピンポイントで重ね照射を行います。
  • 1ヵ月毎に2-4回繰り返し照射を行います。

症例

Alex-eph-03

左:治療前  右:レーザーフェイシャル 3回後

料金(レーザーフェイシャル)(税別)

 1回  20,000円

 他に 初診料 3,000円 あるいは 再診料 2,000円、表面麻酔代 1,000円

 がかかります。

 

3) トレチノイン治療

トレチノインとは?

トレチノインは、ビタミンAの誘導体で、欧米では20世紀よりニキビやお肌の若返り薬として広く使われてきました。

トレチノインによるシミ治療の原理

トレチノイン治療では、実際には①トレチノイン軟膏②ハイドロキノン軟膏の2種類の薬剤を使用します。

表皮の細胞は表皮の一番深い層(基底層といいます)で生まれてから、徐々に表面に押し上げられてきて、やがて角質となり、最後はあかとなって皮膚から剥がれていきます。

この表皮の細胞の一生のサイクルを皮膚のターンオーバーと呼び、約4週間かかることが知られています。

トレチノインは、このターンオーバーを促進させ表皮にあるメラニン色素を外に出す働きをします

また、大多数のしみは、表皮の一番深い層(基底層)周辺にメラニン色素が沈着しています。この層にはメラノサイトと呼ばれるメラニンを作る細胞があります。

ハイドロキノンは、メラノサイトがメラニン色素を新しく作る量を減らす働きをします。

つまり、トレチノインでメラニンの排泄を促し、ハイドロキノンで産生を減らすという原理です。

どの様なタイプに有利か?

やや広めの淡いシミ、肝斑、炎症後色素沈着などに、特に有利です。

 

症例

日光色素斑症例

RA-SL01

左:治療前 2番目:2週間後 3番目:1ヵ月後 右:2ヵ月後

日光色素斑・肝斑症例

ML_SL00

左:治療前 右:治療開始3ヵ月後

淡い日光性色素斑と肝斑の混合タイプですので、トレチノイン治療で治療しました。

料金(トレチノイン治療)(税別)

セット

シミセット(VCローション、トレチノイン軟膏、ハイドロキノン軟膏、専用保湿剤) 20,000円~

プチシミセット(トレチノイン軟膏、ハイドロキノン軟膏、専用保湿剤)     15,000円~

単品
トレチノイン 0.1%(10g) 6,000円
トレチノイン 0.4%(10g) 7,000円
ハイドロキノン軟膏(10g) 6,000円

 

ビタミンC、E、トラネキサム酸の内服

内服だけでの治療効果は限定的ですが、上記治療と相乗効果が期待できますので、内服治療の併用を推奨しています。

料金(税別)

ビタミンC、E、トラネキサム酸内服薬(1週間分) 1,000円